学生時代から何故かほうれい線が目立ちやすく、老け顔なことが悩みでした。
双子で妹がいるのですが妹は同じ顔なのにほうれい線が目立ちません。
親戚や学校の人などから、妹の方が可愛いと言われることも多く、どんどん自分に自信がなくなっていきました。
小さい頃は妹と仲が良かったのですが、周りが妹だけをチヤホヤし始めたのと同じ頃から、あからさまにこちらをぞんざいに扱うようになってきたのです。
両親は妹の味方で家に居場所はなく、学校には行くものの自室に引きこもることが増えました。
大学生までは引きこもりがちな生活を送っていたのですが、何に対しても楽しいと思えず、消えていなくなりたいと思うことも多かったです。
バイト先で信頼できる先輩に出会えたのですが、ある日嫌なことが重なったときにそのことをポロっとこぼしてしまいました。
すると、先輩は家から出たほうが良いとアドバイスをくれ、社会人になると同時に一人暮らしを始めることにしたのです。
一人暮らしを始めてから、今までの生活は何だったのだろうというくらい前向きな気持ちで日々を過ごせるようになりました。
家族の顔色をうかがう必要もありませんし、妹が会社にいるわけでもないので比較されることもありません。